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Fuzz Face シリコン(BC183)版

ファズフェイスのシリコン版を作ってみた。BC183というトランジスタでNPNタイプだ。

fuzzface-npn

  • R1 2.4k(抵抗は全てカーボンコンポジット1/4W)
  • R2 15k
  • R3 820 Ohoms
  • gain 5k pod(アルプス)
  • vol 100k pod
  • C1 2.2μF(松尾メタライズドポリエステルフィルム!)
  • C2 22μF(松尾タンタル!)
  • C3 0.047μF(マロリーのメタライズド)
  • Q1 and Q2 BC183(フェアチャイルド)

抵抗は全てカーボンコンポジット。コンデンサーはアルミ電解コンデンサを使わず、さらに今回は初めてラグ板をつかった。

ファズの5kの可変抵抗を最大にするとシャーとノイズがすごい。この可変抵抗の値を大きくするとQ1のゲインが大きくなることが原因か?ノイズというか発振の手前?

前回作ったゲルマ版とは比較にならないくらいのノイズだ。なんでだろう?大失敗。

ということでファズのゲインを1kにした。それに伴い抵抗も変更した。ノイズは減らなかった。音質については5kの時よりザラついた感じになった。ギターのボリュームの反応も良くなった。少し絞るど高音がさらにザラつく感じで良い。定数自体は1kのほうが良い。でもノイズが。fuzzのノブを全開にするとシャー!と大きなノイズがなる。原因が分からない。
fuzzに付いている2.2μfを松尾タンタルからアルミ固体のコンデンサに変えてみた。ノイズは減らなかった。松尾もったいない。
Q2のコレクタとベースの間に1000pfのセラコンを入れると発振防止になる、とか、入力に50kのトリマを入れてゲイン調整とかが有効らしい。
んでセラコンを入れてみたら明らかにノイズが減った。一応成功か。Q2のベースとコレクタでは位相が反転しているので負帰還になっているのだろう。1000pfというとても小さいコンデンサが高音域に対してのみ負帰還になってるのかな。

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