BreadBoard 試作環境について

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ブレッドボードを使ってエフェクターの試作をしてみた。作る前は「かえって大変そうだなー」と思っていた。ブレッドボードは他の穴と内部で繋がっているところと繋がっていないところが規則的に並んでいる。ハンダ不要なので試作にぴったりだという。実際に試作を始めて見ると、行き当たりばったりでパーツを設置できるので意外と簡単だった。設置に困ったらジャンパーピンや抵抗みたいに長いパーツで別のエリアに移動してもよい。最初はパズルみたいに考えてコンパクトにまとめようと思っていたが、試作なのだからとりあえず回路図どおりに作れれば良いと思うようになった。一本調子の回路(変な表現だが)なら回路図の左から右へ順にパーツを刺して行けばよいのだから楽だ。 ついでにギターと電池をまとめた試作用BOXを作った。 breadboard01 breadboard02

ギターのシールドケーブルをブレッドボードにつなぐ為の専用BOXだ。ブレッドボードには電源とアースとギターのインプットとアウトプットの4つの端子がある。それらに対応するケーブルをひとつのBOXにまとめた。これで試作時はギターをプラグに差しっぱなしでOK。ブレッドボードとはQIコネクタで接続するようにしてある。試作中はエフェクターがONになりっぱなしで電池を消費し続けるが、そもそもエフェクターの確認の為の環境なのでスイッチはいらない。コネクタを一本外せばOFFになるし。 ブレッドボードだけじゃなく、通常の制作でも4つの接続(9V GND In Out)をQIコネクタにしておけばケースに組み込む前のチェックにも便利だ。二台目のエフェクターであるFuzzFactoryのときに活躍した。基板上の配線ミスで音が出なかったのだが、すぐ外すことが出来るので原因の調査もスムーズにできた。

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ブレッドボードはこれぐらいのサイズがいくつかあるとよいかも。

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